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【ふるさと納税のメリット】ふるさと納税はぜひお子様とご一緒に!地理の学習や自由研究にも使えるかも!

このブログでふるさと納税?と思われた方もいるかと思われますが、みなさんはふるさと納税をされていますか?このふるさと納税、ぜひお子様と一緒にしてみてください!お子様にとってもすごく良い勉強になると思います☆ふるさと納税ってどんな制度?という方は、まずは下記記事をお読みください。

ふるさと納税とは

ふるさと納税とは。限度額や利用方法を解説。今更聞けないなら読んでください

https://www.hn-happy-plus.com/entry/2019/07/27/212015

ふるさと納税の利用者は年々増加傾向!

この制度を一度でも利用された方はそのメリットを多く感じていらっしゃることと思います。実際に総務省が実施した『令和元年度ふるさと納税に関する現況調査』においても、年々利用件数も増加していることがわかります。記事を書いている私も限度額まで毎年利用をしていて、かれこれふるさと納税歴は8年ほどになっています!

(総務省:令和元年度ふるさと納税に関する現況調査)

今回の記事ではふるさと納税について解説することが目的ではありませんが、利用者が増えてきている点と利用者にとってはメリットが大きい制度であるということはお知らせしておきたいと思います。

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ふるさと納税をお子様と一緒にするメリット 4選

ふるさと納税をされているご家庭ではどのようにふるさと納税の納税先を選んでいますか?お世話になっている自治体?おいしそうな返礼品?など色々な理由で寄付先を選ばれていることでしょう。またインターネットで返礼品を見たり、ふるさと納税ガイドのような本を手元に選ばれている方もいるでしょう。

どのような方法であれ、ふるさと納税の返礼品を見ているときってワクワクしませんか?私はワクワクします☆それを子どもたちと一緒にすれば子どもたちもワクワクしてくれるんですよ☆ここからは、お子様と一緒にするメリットについて書いていきます!

 

①”ふるさと納税という制度があること”自体を知ることができる!

日本では学校での金融教育は全然行われていません。小学校の段階ではいわゆる公民の範囲で”税”については学習をしますが、概要の概要をさらう程度で子どもたち自身も『○○税というのがあるらしい』くらいの認識というのが現状ではないかなと思います。私が日々関わっている小学生の彼らが支払っている税金といえば消費税ですが、商品を購入すると自動的に徴収されている感じなのでそのこと自体にも関心が薄いと思います。

そこでこの制度自体に、子どもを関わらせることで『どうやらふるさと納税とかいう制度があるらしい』ということをまず知ることが出来ますよね!

制度の概要を詳しく知る必要はないと思いますが、どこかの自治体に寄付をすることによって、そのお金が人の役に立っているということを知るだけでも十分な価値があります!小さいうちに社会参画をすることはとてもよいことです。

 

②返礼品は地域の産業に即しているものが大半で地理学習になる!

ふるさと納税の返礼品は多岐に渡ります。お肉、お米、野菜、乳製品、電化製品、アマゾンギフト券などなど。アマゾンギフト券や金券関連はあまり地理学習の面では意味がないかもしれませんが、その他の返礼品はと非常に意味があると思っています。その理由は、各自治体が提供している返礼品にはその土地による必然性があるからなのです。

インターネットで返礼品を調べているとわかりにくいかもしれないのですが、下に載せいているふるさと納税ガイドのような本を使って見てみると地域ごとの傾向が非常にわかりやすくなります。

ガイドブックなどを見てみると例えば、畜産系(牛・豚・鳥)の返礼品がまとまって充実している地域として九州地方が多く取り上げられています。もちろんお肉関連の返礼品を提供している自治体は全国にありますが、特に九州地方が多いのは土地柄の理由があるわけです。

その理由としては、鹿児島などでは火山灰の影響などで野菜が育ちにくい環境であったこと、九州地方は台風の通り道にもなりやすく被害が大きくなる可能性も高いことなどもあり、畜産業がさかんになっていった経緯があるわけです。

そこからさらに鹿児島の豚をピックアップしてみると、『スイートポーク』や『薩摩黒豚』などがありますよね。勘の良い子であれば『薩摩ってサツマイモ?』とか『なんで豚が甘いの?』といった発想に派生するかもしれません。

鹿児島はサツマイモの生産量が全国1位の県です。その理由は火山灰が降り積もった水はけのよい土地がサツマイモの生育に適していたからなんですよね。そして、そのサツマイモを飼料として育てた豚がスイートポークのようなブランド豚になったりするわけなのです。このあたりの話は小学校5年生の内容であり、畜産の生産量などは中学入試でも問われますので実のある話としてお家でできますよね!

ただただ『おいしそう』というだけで返礼品を選ぶのもいいですが、こんなやり取りがもしご家庭でできたらすごい勉強になると思いませんか?先ほど勘の良い子ならばと書きましたが、子どもからそういった発言がなかったとしてもそれを親御さんが教えてあげればいいと思います。子どもたちは自分の知らないことに興味津々ですから☆

意欲高めのお子様でしたら、上に書いたようなことをインターネット等を利用して調べさせてあげてもいいですよね。それだけでも勉強になりますし、体裁を整えれば自由研究などにも使えると思います

 

地域と産業の関連性はやはり農水産物の方がわかりやすいですが、例えば電化製品でも下のようなものがあります。下の商品は、茨城県日立市で7万円ふるさと納税した場合の返礼品となります。


【ふるさと納税】J-1【サイクロン式】掃除機CV-SV90G(R)

この時点でピンっと来ましたか?そうなんです。この商品はHITACHI発祥の地である茨城県日立市だからこその電化製品の返礼品なのです。仮にこれをご家庭でお子様と一緒にふるさと納税をしたとすれば、茨城県の産業分布図で、精密機械工業の割合が高い場所がある理由を思い浮かべる材料になりますよね☆

 

③子どもたちは自分が関わったものが配送されること自体に喜ぶ!

これはコロナの影響で子どもたちあてに学校の教科書やらプリントやらを宅急便で送った時に改めて実感したことなのですが、子どもたちは自分宛てに荷物が届くという経験が中学生くらいまではほとんどないので、そのこと自体がすごく嬉しかったらしいです☆

ふるさと納税の返礼品については、さすがに子どもたち宛ではなく寄付者宛に送られてくるのですが、その寄付に子どもたちが関わることでまるで自分のことのように『まだかな?まだかな?』とワクワクしてくれることでしょう。

注文したものが届くのは当たり前のことですが、子どもたちにとっては人生で初めてのことになるかもしれません。大事にしたい感覚ですね☆

 

④自分が食べたものや触れたものは意外と忘れない!

これは農水産物など食べ物を返礼品に選んだ場合は特にですが、本や参考書で記憶した内容以上に、実際に食べたり触れたりした経験は記憶に強く焼き付きます

『おいしかった!』『思ったより普通だった!』『あまりおいしくなかった』など何かしらの感想は芽生えますよね。学校の勉強では言葉や資料で知ることは出来ても実際に食べたり、手に取ったりすることはほとんどできません。それを経験できるのもふるさと納税を一緒にする良いところですね。

ちなみに、子どもたちに良い感想を持たせたい場合は、護者の方が少々大げさにでも『これおいしい!!』などと言ってあげると5倍増しくらいで子どもたちも喜んでくれますよ!そして記憶にも刻まれると思います☆

 

自由研究に活用するなら・・・☆

今年の夏休み宿題は例年と違う可能性が高いですが、保護者の方を悩ます宿題として”自由研究”がありますよね。ふるさと納税をした経験を自由研究としてまとめても面白いかもしれませんよ!こんな流れでまとめてみてもいいのではないでしょうか☆

自由研究としてふるさと納税を使うなら

  1. なぜやろうと思ったか
  2. ふるさと納税とは?
  3. 選んだ自治体とその理由
  4. その自治体の返礼品傾向は?
  5. なぜそんな傾向があるの?
  6. 届いて食べてみた感想や画像
  7. まとめと感想

こんな感じですかね?上の4と5あたりを深堀できたらかなり地理力がアップすると思います!特に4年生以下で取り組んだとするとかなり先取りの内容にはなりますが、非常に有益であると思います。あと、上の内容を調べようと思うと、学校の教科書や資料集では限界があるのでインターネットの活用がいいと思います。データなどの引用元もきっちり書いて完成させればすごい研究になりそうですよね☆

 

私が6年生にさせた地理範囲の研究

これはふるさと納税は関係ないのですが、中学入試を目指す6年生の1学期に課した課題です。結構悩んでいましたが笑。読者の皆様ならどう考えますか??

乳用牛と肉用牛の飼育頭数について

乳用牛と肉用牛の飼育頭数は両方とも北海道が1位である。乳用牛と肉用牛は種類も違っており、生育に適した地域も異なっている。にもかかわらずなぜこのような順位になるのかを考えよう!

実際には子どもたちには育てられている牛の種類なども説明しましたが、牛の原産地などを聞けば聞くほど肉用牛の1位に北海道が輝く理由がわからなかったようです笑

 

本日のまとめ

ふるさと納税の寄付先を大人だけで決めてしまうのではなく、子どもたちと一緒にすることによって子どもたちの新たな発見や地理力の向上にもつながります。また、子どもたちは寄付行為にも積極的な子たちも多いので利用するにはもってこいの制度だと思います。

ご家庭で一緒にふるさと納税をやっていらっしゃるご家庭の子たちと話をしていると、自分が関わった返礼品についてはほとんどの子が全てを覚えています。中には寄付用途などもきっちりと言える子もいたりするので、教育的な意義をかなり発揮しているようにも感じています。今年もまだ締め切りまで半年ほどあるので、ぜひ活用したい制度ですね☆

私個人の見解としては、本当に学校現場においてお金に関する教育はすべきだと考えています。とはいえここで問題となるのは『カリキュラムがギチギチなのでそこに割く時間が取れないこと』『そもそもカリキュラムにお金についての詳しい記述がないこと』『教える先生たちがあんまり知識を持っていないこと』ではないかと感じています。

学校で全然教えていないといっても、お金に関する経験や話はご家庭でもできますよね?ぜひご家庭でもお金の話や税の話などをしてあげてください。私はもう一つのブログでお金に関することを書いたりしていますが、情報を持っているのといないのでは、将来にわたって大きな差が発生すると思っている今日この頃です。

今日の話が何かお役に立っていれば幸いです!やろうと思われた方はぜひ子どもたちと共に☆

ちなみにふるさと納税は、楽天などから行う方がかなりお得ですよ(^^)

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