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【小学生の語彙力アップ】マジカルバナナで楽しく語彙と言葉の連想力を向上!ルールややり方を解説☆

今日の内容は、子どもたちの語彙力や言葉の連想力を向上させたい親御さん、先生方必見の内容です!

私も現場で実践して、子どもたちと大盛り上がりで楽しんでいるゲーム!

『マジカルバナナ』

この言葉遊び・・・かなりおススメです☆

マジカルバナナと聞いて『んっマジカルバナナ?久しぶりに聞いたぞ』という方もいれば、『マジカルバナナって何??』という方もいらっしゃることでしょう。

このマジカルバナナというのは、1990年から1999年に放送されていたマジカル頭脳パワーという番組の企画の一つなのです。

最近では人気YOUTUBERのフィッシャーズがやっていたりするので、子どもたちでも知っている子もいるかもしれません。

マジカル頭脳パワーは、おそらく今小学生のお子様をお持ちの読者の皆様の多くが一度は見たことはありますよね?懐かしい番組です☆

しかし、今の20代前半から中盤ほどの先生や若者は知らない番組かもしれません。

これを読んでいる若い先生方、クラスでやってみると面白いかもしれませんよ



マジカルバナナで語彙力向上計画!

マジカルバナナを知らなかった方でも、下の動画を数分みていただければこのゲームの流れはわかっていただけたことかと思います。

低学年の担任をしていた時に行いましたが、その彼らでもこのゲームのリズムと方法を教えるとすぐにできるようになりましたので、中学年以上であれば問題なく実施することが可能です。

 

なぜマジカルバナナが語彙力向上につながるのか?

マジカルバナナのルールについては、次の項目で述べていきますが、私はこのゲームは子どもたちの語彙力の向上につながると考えています。その理由は次の通りです。

 

一瞬で、与えられたフレーズに関連する言葉を連想しなければならない

このゲームは、自分の順番がくるまで何の言葉が飛んでくるかを予測することが出来ません。

そして飛んできた言葉から瞬時に関連する言葉を発する必要があるのです。

実際に、私のクラスの子たちにこのゲームのタイトルである『マジカルバナナ』の”バナナ”について連想する言葉を聞いてみたところ、次のようになりました

 

 

低学年の子どもたちにパッと聞いてみてもこれくらいは出てきます。あるものから言葉を連想していく過程を一瞬で行うので、想像力も向上しますよね!

 

自分の頭の辞書にない発想は参加者から手に入れられる

このゲームは、複数人で実施することに非常に意味があります。

上のバナナの例では10個の関連する言葉を取り上げていますが、子どもたちの中には10個どころかそれ以上思いつく子もいるかもしれませんし、10個も思いつかない子もいることかと思います。

このゲームの良いところとして、ある言葉に対して自分では予想すらしていなかった関連キーワードを一緒にゲームをしているメンバーが発する可能性があるところも挙げられます。

実際にゲームをしていて思いましたが、やはり子どもたちは勝ちたい気持ちが強いです。

ですから、ゲームの最中の子どもたちは参加者の発する言葉にかなり集中して、失敗してくれないかと相手の言葉に聞き入っているのです。

その状態が続いていくことで、どんどんどんどん子どもたちの中には言葉が蓄積されていきます。

そして、参加者の大半が『んっ?今のちょっと違うんじゃない?』と感じると勝敗が決していくわけですね。

マジカルバナナを繰り返しているだけで、自分の発想外の言葉も手に入れることができます

 

出てきたフレーズに関連する言葉を一瞬で言わなければならない

上の動画と同じペースで実行したとすると、自分に降ってきたフレーズを聞いてから、次の言葉を発するまでに与えられた時間はおよそ1.8秒です。

しかもこの1.8秒間の中で、『○○といったら』も発言しつつ、手拍子もしつつ、次の言葉を考えねばなりません。

加えて、発言者以外は、発言者が間違ってくれないかと聞き耳を立てる必要もありますので常に頭を動かしていないと対応できない点も非常に集中力向上につながると思います

 

マジカルバナナのルール

マジカルバナナは、上の動画を見るのが手っ取り早いのですが、動画のように『マジカルバナナ!バナナと言ったら黄色!黄色と言ったら信号!信号と言ったら守る!守ると言ったらルール・・・・・』というように、前の人が発した言葉から連想した言葉をリズムよくつないで回していくゲームです。

 

アウトになる時はこれ!

  • 思い浮かばない
  • リズムに合わせられていない
  • 訳が分からない言葉を発する
  • 1度出たフレーズの再利用

これが通常ルールでのアウトの要件ですが、私の学級で実施する際にはこれに加えて、『人を馬鹿にするような言葉』の使用も禁止しています。

 

このゲームは2人以上で成立しますので、親子でやるもOKです!

私は学校でやっているので、人数も10人グループなどで実施していますが、多ければ多いで結構盛り上がっています☆

ご家庭でされる場合は、親御さんは経験者であることをあえて誇張して・・・・

 

お母さん
お母さんはマジカルバナナの達人だからね!負けないからね☆

 

などと子どもを煽ってやってみると、子どもたちはその達人を負かそうと必死になって挑んでくるので面白くなりますよ!

家族全員でやってみてもそれぞれの色々な発想が聞けて面白いと思います。

私のクラスでも早速家で戦いを挑んだ子たちがかなりいまして、翌日には勝ち誇った様子で家での様子を話しにきてくれていました☆

ここまでくると、子どもたちは休み時間に勝手にやり始めていきます!

そうするとどんどん色々な言葉に触れていくことになるので語彙力、単語量、連想力、発想力なども自動的に向上していくと思われます

 

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楽しみながら子どもたちの力を伸ばせるといいですね

子どもたちを育てる身としては、彼らの力を伸ばせるところまで伸ばしてあげたいと思うことは当たり前ですよね。

とはいえ、我々大人の願望は子どもたちには伝わりにくかったりするものです。

現場で見ていても、子どもたちは楽しいことへの没頭度合いは凄まじいものがあります。

今回紹介したマジカルバナナも、マジカル頭脳パワーのリアルタイム世代ではない彼らには非常に新鮮だったようで、少なくとも私の学級では大流行しています!

しかし、おそらく数日から数週間したら飽きられて葬られていくことになるでしょう・・・笑。

でもこの飽きるまでに反復した事実が大事なのだと思います。

その間に、お友達や家族とこの連想ゲームをしたことで、新たな言葉を知ったり、お友達と何気ない会話をしたり、家族みんなが笑顔になったりもするでしょう!

子どもたちにとってはそれらすべてが良い経験☆

この記事を読まれた皆様。ちょっとでも興味を持たれたのならばやってみましょう!

いつやるのか?今でしょ

 

 

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