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【中学受験 ブログ ①】中学入試に塾は必要?”進学塾”に通う上での最低条件!教え子の多くが受験をする私の見解

今日は将来的にお子様の中学入試を考えている方に向けての内容となります。私が勤めている学校では大半の児童が中学受験をします。その中で私が見てきている『中学受験と塾』の話に焦点をあてて話を進めていきます。書いていく内容が多くなりそうなので、複数回に分けて書いていきます。

中学受験に関する塾についてネットで調べると、どの塾が人気なのか?や中学校への合格実績などは容易に調べることが出来ます。ですが、今回はそもそも塾は必要なのか、そして進学塾に通うための最低条件について書いていきます。現場での子どもたちの様子なども交えて書いていきますね。

中学受験に塾は必要か?個人的見解とその理由

先に今回のテーマである『中学受験に塾が必要か』という点について私の考えを述べます。特に公立小学校に通われているお子様の場合、中学入試を受けるならば塾などを利用した方がいいと思います!ちなみにここでいう『塾』とは進学塾のことです。

私は小学校教師をしている立場ですが、塾に行ってさらなる学びをすることは素晴らしいことだと思っています。きちんと理解できていれば子どもたちのさらなる可能性が広がっていくわけですからね!

塾を利用した方がいいとは書きましたが、教え子の中でも塾に行かず学校の授業と補習だけで進学校に合格してくる児童もいます。そもそも私の勤務校は中学受験を視野に入れて先取り学習や発展学習が多いので、学校の授業をきっちりと理解できていれば中堅クラスであればおそらく対応できます。もちろん塾に行かずに合格できる子は自学のレベルがかなり優れていることは言うまでもありません。

では大半の子(特に公立小学校に通っている子たち)が塾に行った方がいいと考える大きな理由を3つ下に述べます。

 

① 国の教科書レベルでは太刀打ち不可

中学入試を経験したり、兄弟姉妹が中学入試を経験している保護者の皆様であればお分かりかと思いますが、いわゆる文科省から配られる教科書レベルの勉強だけでは中学入試の問題を解くのはおそらく不可能です

私は文科省から配布される教科書が悪いといっているのではありません。国から配布される教科書というのは、学習指導要領(子どもたちがその段階で身に着けるべきものが示されたもの)に対応した内容で構成されており、1年間かけてその内容を学習していくことでその学年の児童として必要な知識を身に着けることが出来ます。ですから、普通に小学校に通って、そのまま地域の中学校へ進学する児童であれば、学校のことがきちんとできていることで、小学校段階で必要な力は身についていくはずなのです。

しかし実際の中学入試は、学校の教科書の内容が完全にわかっているのは当然であり、学習指導要領の内容から飛び越えているような問題も普通にあります。最近では学習してきた知識を活用して、ある事象について見解を述べるような形式の問題も出始めています。中学入試は『落とすための試験』と言われていたりしますが、しっかり勉強して対策していないと歯が立たないのが現状なのです。

私の勤務校では授業でオリジナルテキストを使用していますが、国からの教科書を見ていても『受験するならこれでは厳しいよな・・・』と思うのが正直な感想です。

 

② 進学塾の情報量は大きなメリット

塾へ行く圧倒的なメリットはその情報量です。進学塾は子どもたちを志望校に合格させることが大切な仕事ですから、そのためのすごい量の情報をお持ちです。そのメリット受けられるのは大きい点だといえます。

公立小学校で中学受験熱が高くはない地域の先生の中には情報を全然知らない方もいるそうですし、中学受験にそもそも否定的な方もいると聞いたこともあります。そのような場合は塾の情報量を頼りにする方がよいでしょう。

もちろん保護者の方自身も、情報に敏感になって自分で調べる必要があります!塾が言っていることに疑問を持てるくらいになれるといいですよね!

 

③ 同じ目標の子たちとの出会い

私の勤務校のように大半が中学入試を受ける学校は稀であり、多くの公立小学校では中学入試を受ける児童はまだまだ少数でしょう。クラスのみんなが受験をしない中、自分だけ頑張っていくことは苦しい状況であることに間違いありません。少なくとも”進学塾”に行けば同じ目標を持った子たちしか教室内にいないので、入試に対する意識が芽生えます!それは環境面でのメリットといえます。

 

上で述べた『中学入試に対応した授業を受けられること』『圧倒的な情報量』『入試に対する意識の芽生え』の3点は、塾へ行く大きな利点であるといえます。まずは一例としてそのあたりのことを頭の片隅にいれておいてください。

 

中学受験塾へ通う前の最低条件!これは大事です!

ここまで”塾へは行った方がいい”という視点で書いてきましたが、中学入試を志す場合に選択肢に入る塾は学習塾ではなく”進学塾”になります。当然ですが、塾に入れば志望校に合格できるわけではありません。

ここで、進学塾に通わせようと思われるならばかなり重要な条件があります!それがこれ!

進学塾に通うための最低条件

  • 学校の事は理解できていて当前!
  • 学校のテストでの失点の原因はミスによるものだけ!

当たり前なのですが、これは大切です!中学入試を受ける上で選択しようとする塾は”学習塾ではなく進学塾”なのです。上にも述べた通り、小学校で学習することは中学入試を受けるうえでの最低限の基礎。これができていない状況で進学塾へ行っても、そこでの勉強についていくことは難しいです。

また学校の単元ごとのテストなどの結果も重要です。失点した理由が”ミスによるもの”なのか、”そもそも全然わかっていないことが原因のもの”なのか。特に小学校でのテスト内容が明らかに”基本的な内容ばかりを問うているようなテスト”である場合、それが解けていないのであれば進学塾へ行く前に家庭での学習や学習塾でその段階で必要なことを身に着ける方がよいと思います。

厳しいことを書いていますが私はそういう子たちにも学校で現実に接しているので本当にそう思います!

 

最低条件を満たさずに進学塾に行ってしまったら・・・

最終的にはご家庭の判断ではあるのですが、上に述べた最低条件を満たしていない状況で進学塾へ入ってしまった場合に起こりうることを紹介します。

これはレアなケースを紹介しているわけではありません。私が実際に相談を受けたり、受験生の中では結構起こっていることです・・・。特に、親の希望で中学入試を受けさせたい場合は気をつけてください

とてもつらいパターン

  • 学校での理解度が高くはない状態で進学塾へ行く。
  • 1日に何時間も授業を受けるが、基礎が出来てないので呪文状態。
  • そのよくわかっていないものの宿題を帰宅してから夜遅くにやろうとして寝不足になる。
  • 全然わからないから答えを写してやったことにしてしまう。
  • 結果的にもちろん成績が伸びない。
  • 親に『わかっているのか?』と聞かれたら『わかっているよ!』と嘘をついてしまう。
  • 成績をめぐって親子喧嘩が増え、子どもも親もストレスが増大
  • 子どもがストレスで髪を毟ったり、暴力的になったりしだす。
  • それを繰り返しているうちに手遅れの時期に入ってしまう。
  • 何が大切かの判断ができなくなってしまう・・・。

つらいパターンとして書きましたが、お子様が中学入試という土俵に上がるための素地がついているかを保護者の皆様がきちんと判断できているかが大切になります。

子どもたちの中には将来像が明確に合ってそれを達成する目標のもと中学入試を志す子もいますが、やはりまだまだ中学入試は親が主導しているケースが大半であると思います。

ですから、保護者の皆様には子どもたちをよく見ていただきたいと思います。普段の学習の様子や達成状況、そもそものその子の発達段階等、それらをきっちりと把握するためには、日々の様子の観察や日常の何気ない会話も大切になりますね!

決して『○○さんのお子さんは○○中学を受けるらしいからあなたも』とか『この地域に住んでると中学入試は当たり前だよね』など、子どもの本質から外れたところが理由で中学受験という選択をしないようにしてください。

 

本日のまとめ

中学入試を受けるには、塾などを利用する方がよいとは思います。ただ、受験をするのは子どもたちです。子どもたちの実態を把握しきれないまま舵を切ると彼らの人生にとってのかけがえのない時を潰す可能性があることも忘れてはいけません。

入試は合格点に1点でも届かなかったら落ちます。ずっと頑張ってきたことが一瞬にして崩れ去ってしまう可能性も秘めているのです。ですから、上に書いた最低条件が達成できているかなどは意識しておいてください。

次回は、今回の最低条件を達成している上で、どのような塾(塾の形態)に行けばよいのかなどを書いていきたいと思います。特に塾の形態は成績を伸ばしていく上では大きなウエイトを占めますので。子どもの実態にあっていない塾に行き続けると負のスパイラルに突入します。今回の内容が何かを考えるきっかけに少しでも役立っていればうれしいです。子どものことを考えてあげることは大切です本当に!

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